Le Terme di Caracalla Vol. I〜


皇帝ネロと並んで悪名高いカラカラ帝。


弟を暗殺して帝位についた彼は、弟の友人だったというだけで2万人を超える人々を殺害したり、


気に入らないというだけで1つの町の住人を皆殺しにしたり・・・。


7年間の在位の中で行った悪行は数知れず・・・。


一説には、カラカラ帝は生まれながらに精神的な病を持っていたとか、いないとか。


ローマ皇帝という絶大な権力が彼を狂わせていたのかもしれません。 


結局、彼は古代の英雄アレクサンドロス大王の真似をしてペルシャに出陣し、


興奮のあまり兵士に混ざって戦っているところ、無名の兵士に刺し殺されてしまうのですが、


彼の欲望により作られた当時では世界最大の浴場は、


彼の人柄とは関係なく、


二千年経った今もローマの人々の生活の一部を私たちに教えてくれています。



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現在のカラカラ浴場の外側。


バス停を1つ乗り過ごしたため、バス通りに沿って戻るときに目にした景色です。


そして、この壁が私が最初に目にしたカラカラ浴場でした。



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チケットを買って中に入ると


左側にこんな壁が見えます。
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道端に、カラカラ浴場についての説明文が


あったんですけど、


イタリア語なので、はははっ f(~~; って感じ。



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昔はあったであろう大理石の装飾壁も今は跡形もなくなっているのですが、


あちこちに残る壁がこの浴場の巨大さ、壮麗さを今に伝えていました。


浴場の壁の一部がこんな感じに残っていると、

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当時はどんな風だったのだろう・・・(・・)?

って想像力がかきたてられますね。



角度を変えて一枚。


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地面に転がっている柱の一部が

「カラカラ帝の夢の跡」って感じかな。


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妙に高いあの部屋の入り口は


当時はどんな風だったんでしょうね。




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ここら辺はもと運動場だと思うのですが、

今は、ひょろひょろとした大きな木が印象的でした。

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夏場には、ここで


野外オペラが開かれるそうです。


私が訪れたときは舞台のセッティングをしていて、


これ以上近寄れませんでした。
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あちこちで、

舞台係の人たちが慌しく動いていました。




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「えっ!?ここまで、来たのに中に入れないの!?」という状況に、


「イタリアだから大丈夫さっ。」とか何とか言いながら強行突破してみたんですけど、


警備員の人にしっかり怒られました(笑;)。


みなさん、そういう悪いことはやめましょう(爆)。




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よくみたら奥のほうに入り口がありました。


「なぁんだ。入れたんじゃん(笑;)。」と一安心。




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安全のためか、遺跡保護のためか知れませんが、


周りに柵があってあまり近寄れなかったんですが、



それでもこの迫力。


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現在は天井が抜け落ちていて、当時の面影を想像するのは難しいんですけど、


きっと、天井の高い、豪華な浴場だったんでしょうね。



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見上げると、壁の隙間に草が


根付いていました。


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想像していた以上のスケールに圧倒されつつ、

気の赴くまま、シャッターを切りながら、しばしぼーっとしてました。




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壁には

当時の床を飾っていたモザイク画の一部が

立て掛けてありました。


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モザイク画の一部を拡大してみました。




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